オタクのおっかなびっくり妊娠体験記

オタクで、主婦で、今は妊婦な人のブログ。主にプレママ体験記。最近は暇を持て余して家事に注力中。

このブログと、私について

さて、初っ端から趣味に走ってしまいましたが、本題に入りましょう。

 

現在、20週で遂に6ヶ月目に突入。

少し膨らんできたおなかに、いずれ順調にいけば出産する未来を思い描きながら、戦々恐々とする日々を送っています。

つわりはようやく楽になってきましたが、一時期はしんどさのあまり、部屋から動けなくなっており、その間、苦しさと不安を紛らわすために、妊娠・出産・子育てについてのブログ記事やツイッター、サイトを読み漁っていました。

そしてこの度、自分もブログを立ち上げてみよう! とようやく決心したのはいいんですが……。

 

文字は好きでも絵は描けず。

直感的に分かりやすいものを生むのが苦手で、文章もだいたい回りくどくなる。

だから何だか、他のプレママさんのブログとは毛色の違ったものになってしまいそうで……。

 

まずはブログの方向性について、というより私について、語っておきたいと思います。自分語りだって! 恥ずかしいね!

 

 

そもそもブログタイトルの通り、私、オタクです。

中学頃から割とディープなアニメオタクとして目覚め、以来気が付けば31歳。なかなかの年齢になりました。

今でこそアニメの存在はメジャーになって、The・一般人!!な感じの知人でも「『進撃の巨人』と『鋼の錬金術師』なら見たことあるなー。今は『鬼滅の刃』にはまってるよ!」と気軽に教えてくれたりするものの、私が若かりし頃のオタクへの風当たりはなかなかなかなかキツいものがありました。

修学旅行でたまたま同室になった女子が、テレビのオリコンランキングに水樹奈々が出てきた時、「えっ、オタクじゃん。キモッ」と漏らしていたことは、未だに忘れられません(✿◠‿◠)

他にも冷え冷えとしたエピソードは数知れず……。

そんなこんなで、自分が一般人とは違うマイノリティ側の人間だということをひしひしと感じながら、もうながーいことひっそりと趣味を隠しつつ生きてきました。

いや、まあ、私自身がちょっと、いやだいぶコミュ障気味だったというのもあるんですが……。

なので、わりと早いうちから結婚だの出産だのは違う世界の人がやるもの、私には関係のないものだと思い込み、趣味の世界に没頭。その道を邁進していたのです。

が。

28の時、うっかりと趣味の合う男性と出会い結婚

あれっ。

人との関わりを最低限に、ボソボソと趣味を中心に生きていくはずが、それまで全く想定のしていなかった方に動き出す私の人生。あれ……?

夫は方向性の若干違うオタクで、駄目な部分はもちろんあるものの、人として尊敬できる部分も多く、彼との結婚を決意したことを後悔してはいません。

いません、が。

その辺りで、人の妻として人並みの幸せを得て、これまで別世界だと思っていたマジョリティワールドに足を踏み入れていく決意を固める前向きな私と、そんな私についていけない根っからの日陰者の後ろ向きな私が分裂を起こしました。

生活が激変し、「なにこれ、なにこれ、なにこれ!!??」とパニックを起こす後者の私と、それを抑えつける前者の私の大戦争が起こっていたために、最初の頃の結婚生活はもうあまり記憶に残っていません。笑

しかしさりとて、夫も中々濃い目なオタク。

ハマっているタイトルのゲームが出れば休日が吹き飛び、サバゲのお誘いがかかれば愛銃片手に日中山を駆け回り、念願のバイクを手に入れれば冬の寒空の下、何時間も車体を磨き続ける……。インドアな自分とはやっぱり方向性が違うものの、彼が非常に理解できる生き物だったのは幸いでした。

二人での暮らしも落ち着き、そんな夫と一緒にオンラインゲームにのめり込んだりしているうちに、日陰者メンタルが沁み込んだ後ろ向きの私の方も、現実を段々と受け入れられるようになっていきました。

そうすれば、次に表出する悩みといえば、子供がなかなかできないこと。前向きな私は自分の年齢のことを考えて焦り始めていたのですが、後ろ向きな私は落ち着いたもので、「結婚ですら大概なのに、子供を産んで育てるとか、そんな普通みたいなこと、私の身に起きるわけないじゃんHAHAHA☆」などと考える始末。

夫との話し合いもありましたが、結局不妊治療に踏み切ることもなく、二年以上子なしの生活を満喫しました。

そして。

生理がこない。

検査薬を使う。陽性。婦人科に行く。

妊娠

 

正直今も、後ろ向きの私は頭が現実に追いついてません。

うそだろ。母親だぜ? 私が。

ちょっとお腹が大きくなってきても、検診で毎回ちょっとうごめいている赤ちゃんのエコー映像を見せてもらっても。

うそだろ……???

 

おそらく、私の母親が小学生の頃に病気で亡くなっているのも、影響していると思います。私の中に母親像というものがないのです。

母親ってなんなの? ふええ、こわいよぅ(ノД`)・゜・。 タスケテママ……

 

 

そんな気持ちを抱えながらの妊娠レポ。
気が向いた時にでも、見守って頂ければ幸いです。

 

あ、たぶん半数くらいは多分趣味のオタ活記事になりますので、そちらも宜しくお願いします。。。