オタクのおっかなびっくり妊娠体験記

オタクで、主婦で、今は妊婦な人のブログ。主にプレママ体験記。最近は暇を持て余して家事に注力中。

産院で出産予約してきました(妊娠24週目)

24週目の妊婦健診と分娩予約レポ

24週目にして、産婦人科で分娩予約を行ってきました。

病院にもよるでしょうが、人気の産科は予約がすぐに埋まってしまうので、一般的にはもう少し早い段階で予約をするものだと思いますが……。

私も実は、2ヶ月くらい前から予約するか否かを聞かれていました。が、我が家は事情があって引っ越しの予定があり、しかも引っ越し先も中々定まらず、どこで出産するかも中々決められなかったんですよね。

今の時期になって、ようやく通っていた産科で産めることが確定したのですが、もう出産まで順調に行っても残り4ヶ月。その産科は、私の親世代の頃から長く続いている、地元では人気の院で、まだ空きがあるのかビクビクしながら問い合わせをしました。

問い合わせ

まずは電話で確認。

状況が状況なので、そもそも診療していない可能性も考えてはいたのですが、あっさり繋がりました。予約できるか否かを尋ねても、

「では次に来る時に予約をしてもらいますが、色々な説明が入ってくるので、いつもより早めに来てくださいね」

と、大丈夫そうな雰囲気。_(・△・)_セーフセーフ!!

ただ、ここで、

  • 親や夫の付き添いはできないこと
  • マスクを必ずつけてきてほしいこと

を、念押しされました。

 

助産師さんのレクチャー

当日来院するとまずは予約を取ることを確認され、いつもの検診は1階で完結していたのですが、すぐに入院部屋などのある2階に通されました。

助産室らしき部屋に案内され、待っていると、現れたのは感じのいい助産師さん。

いや、ホントに感じのいい人でした。白髪交じりで小柄なおばあさん助産師さんでしたが、やわらかく、孫に接するような雰囲気で話しかけられて、この人ならお産の不安な時でも何でも気軽に尋ねられると思って、めちゃくちゃ安心しました。

ちょっとおっちょこちょいで、渡された用紙に書き込みをしていた私の持参ボールペンを、分からない箇所を代わりに書き込んでもらうために渡したあと、そのまま持っていかれてしまいましたが笑。(後の診察中に笑いながら返しにきてくれました)

 

ここで母親学級の時に渡されるらしき冊子をもらいました。これも多分、本来ならもっと早くもらえる筈だったものですね。

内容は、妊娠中に気を付けることや、体操の方法、出産準備の品、あとはこういう症状が出たら受診してほしいというリスト。準備品のリストは助かるな~。参考にさせてもらおう。

あとは栄養指導を受けたり。

ただ栄養指導はめちゃくちゃ大雑把でした。パンフレットを渡されながら、こんなの読む気しないでしょ? 食べるなって言うと全然食べなくなる人もいるし、ご飯は好きなものをしっかり食べてればいいの、とのこと笑。

ただし「体重は6キロ増までなら許してあげる」、「鉄分は摂りなさい」、だそうです。

 

本来ならこの産婦人科でも母親学級を開いているそうなのですが、現在は休止中。

ついでなので色々聞いてみましたが、今入院しているお母さんは、面会はもちろん、立ち合いも禁止。出産後、特別にお父さんが赤ちゃんの顔を見ることだけは許可しているようですが、それ以外の接触はシャットアウトだそうです。

荷物のやり取りは看護師さんなどのスタッフが仲介。

通常なら、入院しているお母さんたちを一つの部屋に集めて、助産師さんが授乳の指導をしつつ、お母さん同士で交流してもらうレクリエーチョンのようなものもあるらしいのですが、現在はそれも中止して、指導は個別に実施。

お母さん同士の交流も経たれてしまって、今入院している人たちは、すごく孤独なのだそうです……。

健診

健診自体はいつも通り。

胎児は順調に大きくなっていて、特に予見される問題も見当たらず。

ただ、エコーで何とか顔を見ようとしても、決して面を上げることなく、両腕を顔の前から外さない我が息子。先生が機械の先でボフボフボフとお腹を強めに叩いて刺激を与えた(アイタタタ、それやっていいの!?、ってちょっとビックリ)んですが、体勢は変わらず、結局未だに顔は見れてません。

別にいいけどねー( ̄▽ ̄;)

受付で手続き

最後の、受付での会計時に、入院料金についての説明がありました。

入院費用の目安は、約45~52万円。日数は原則、初産が7日で、経産婦は6日になるそうです。事情によってはそれよりも早く退院できるよう計らうけれども、なるべくその日数は入院してほしいとのこと。

出産育児一時金の『直接支払い制度』もありました。事前に産院から案内があるので、窓口で手続きをしておけば、私の支払いは、入院費用から出産育児一時金を引いた差額のみで済みます。

助産師さん曰く「差額はだいたい10万以下で収まるよ~」とのことですが、数年前にここで出産した人は自然分娩でも「12,3万かかった」と言っていたので、まあ、ケースによりけりでしょうね。

 

あと、全然知らなかった制度について説明がありました。

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受付で予約表と一緒にぽんと登録用紙を出されて一言「名前を書いてください」と言われ、なんのこっちゃとマジマジと見ていたら、ようやく説明が入りました。

この産婦人科、先生の腕が評判で助産師さんや看護師さんもいい感じなのですが、受付の人はちょっと無愛想なんですよね……(-"-)

『産科医療保障制度』

出産した子供が重度脳性まひになってしまった時、介護費用などを補償する制度のようです。

日本医療機能評価機構とやらが行っている制度で、公式サイトを見てきたのですが↓、

www.sanka-hp.jcqhc.or.jp

どちらかというと、もしもの時に産院側に賠償請求が来ないための、産院側の救済制度というか、産院が入る保険のような形なのかな、と思います。

だから、加入するのも、掛け金を払うのも、分娩機関の方。

ただし、脳性まひは年齢が進むごとに明らかになっていく場合もあるため、補償の申請期間は子供の満五歳の誕生日までになるので、私もそれまでは登録証を保管しておかなければいけません。

母子手帳に挟んでいる人が多いとのことなので、私も手帳の中に入れておきます。

おわりに

以上、今回の妊婦健診でした。

次回は血液検査があるのですが、絶食すると逆に知りたい数値が出ないから、食後から2時間だけ開けてきてください、と言われました。

それつわり中の血液検査のときにも言って欲しかったな!

 

今は病院はどこでもそうだと思いますが、産婦人科も、相当ぴりぴりしていました。

助産師さんも「3密避けないといけないからね!」と、窓と入口を開けながら話をしていましたし、スタッフも患者もみんなマスクを付けて、患者はお互いに距離を開けながら座っていました。

院内でクラスターでも起ころうものなら、予約していた人はみんな、他の知らない病院(おそらくそこも妊婦をぱんぱんに抱えているはず)に移らなければならなくなりますからね……。

そんな状況で、予約の遅くなった私も受け入れてくれたことに、ただただ感謝。

あとはこのまま無事にお産まで進んでくれることを祈るばかりです。