腰痛など、妊娠中期のマイナートラブル体験談(26週目)
つわりが楽になってから、はやくも10週間近く。
とはいえ、誰が見ても分かるほどお腹が大きくなったわけでもなく。きっと、あとひと月と少しもすれば、子宮の頭が胃を圧迫しはじめたり、お腹が重くて屈むのも一苦労になったりと、色々な苦労も出てくるんだと思うので、今が一番楽な時期なのかな~、と感じています。
でも、決して、妊婦独特のしんどさがないワケじゃあない。
現在、妊娠26週目の7ヶ月。
妊娠中期から、もうすぐ後期に移ろうとしている今、感じている不便をちょっと書き残しておこうと思います。
妊娠中期に悩まされているマイナートラブル
腰痛
これが一番キッツい……。
立っている時はあまり感じないのですが、寝ころんでいて寝返りを打つ時、寝ていた状態から起き上がる時、右側だけが「アタタタタッ」となります。時期的には、ひどいつわりが終わった17週ごろからずっと。
腰痛は妊婦にはよくある症状で、重くなったお腹を支えるために反り腰になることが原因、というのが通説だそうですが、私はまだお腹がそれほそ目立たない頃からもう既に痛みがあったんですよね。別に腰痛持ちというわけでもなかったんですが……。
『妊婦 腰痛』でググりまくったんですが、
この動画で解説されていた、ホルモンによって股関節がゆるむ→支えようとする筋肉が疲労する、という説が一番しっくりくるかなあ。
世には腰を支えてくれるコルセットもありますが、今のところは聞きかじりの腰をひねるエクササイズやストレッチで痛みを和らげつつ何とかしています。
あと、最近はしっかり反り腰になってきたので、寝る時に腰のすぐ下、太腿の裏あたりにクッションを敷くようにしているんですが、こうすると自然と腰の反りが穏やかな体勢になるんですよね。今のところ、この方法が劇的に効いて、腰痛はちょっとマシになってます。
音のこもり
安定期に入る前からずーっと感じていたんですが、妊娠してから、耳がちょっとおかしくなりました。ちょっと歩いたり運動したりするだけで、長いトンネルに入った時のような、飛行機に乗った時のような、音がごうっと篭もるような感覚に襲われて、いつもは欠伸をしたり息を呑み込んだりすれば治るのに、今回は治らない。
耳管開放症、って言うらしいですね。
妊娠中のホルモンバランスの変化や、自律神経失調が原因で、耳から鼻・喉を繋ぐ管がだらーっと開きっぱなしになってしまう症状だそうです。
欠伸をした時は誰でも、耳の奥がカポッと開く感覚があると思いますが、それがずっと続いていて戻らない感じ。
手元にある本に載っていた対処法は、ストレスを貯めずに自律神経の調子を整えることや、首筋を温めて血行をよくすること。どうやら血の巡りも関係しているようです。
音が聞こえにくくなるし、ほうっておいても中々治らないし、地味にうっぜーーーーー!!! と痺れを切らして色々調べて実践したところ、頭を深く下げて(心臓の位置よりも頭が下になるくらい深く)血を強制的に頭に昇らせることで、スンッと解決しました。
人目のあるところでやると、周りの人間にぎょっとされますが(笑)、私の場合はこれで百発百中で治る感じです。
手足の冷え・むくみ
特に足の冷えがひどくて。もともとあまり冷え性なタイプではなかったのですが、冬場は辛くて辛くて、家の中でも靴下二重履きしたうえで、膝に毛布をかけてました。
妊娠中は、血が子宮の赤ちゃんの方にたくさん行ってしまっています。
それに妊婦は、血液量自体は増えて(臨月の頃には妊娠前の1.4倍になっているそうです)いるものの、赤血球の量はあまり増えずに、血がかなーり薄められている状態に。しかもお腹が大きくなることで、血管が圧迫されて、脚に血が巡りにくくなるんですね。
おかげで、
・末端が冷える
・むくむ
・立ち眩みや貧血が起こる
・足がつる
・静脈瘤ができる
などの弊害が出てしまうそうな。
上で挙げた耳管開放症の原因のひとつも、血のめぐりが悪いことなので、頭にも血が行ってないっぽいです。だから妊婦は集中力が落ちるから運転は控えよう、などと言われているのかもしれません。
足がつる・静脈瘤ができる
他にも、血の巡りが悪い症状シリーズ(笑)では私も、上の2つを経験しています。
静脈瘤は、膝の裏や足首あたりの血管が浮いてしまっていますし、太腿にも青い筋がちょろり。めっちゃ怖いんですが、妊娠が原因の静脈瘤は出産すれば治るので、様子を見るしかないのだそう。でも外陰部にできた静脈瘤は、お産の時に破裂しちゃう危険があるらしいです。こわいなあ。
あとは、足、じゃないんですけど、右腰がつって深夜に飛び起きた経験が1回。
ちょうど運動量を気にして散歩を始めた時期だったんですが、腰て(笑)。いやでもめちゃくちゃ痛かったです。しばらく動けなくて、すわ、ついに歳と運動不足が祟ってヘルニアになったのか!? ぎっくり腰か!? 今の時期は嫌だぞ!!? と焦ったんですが、10分ぐらいで痛みはすーっと引いていきました。
よほど腰の筋肉に負担がいっていたのか。
以来、柔軟と水分補給を欠かさないようにしています。
以上、腰痛はちょっと違うものの、血の巡りが悪い案件には全て言えることなんですが、弾性ストッキングや着圧ソックスを履いたり、ストレッチをしたり、身体を温めて血行を促すのも大事ですが、かかりつけの産科の助産師さん曰く、とにかく鉄分を摂ることが大事なんだそうです。
酸素を全身に運んでいるのがヘモグロビンで、そのヘモグロビンを作っているのが鉄。
妊娠中期以降は、赤ちゃんの血液も含めて、普段の2倍の鉄分が必要になってきます。
鉄は赤みの魚・肉・レバー・貝類などに多く含まれているらしいですが、ビタミンCや葉酸といっしょに摂ると吸収率アップのボーナスがついてきます。で、ビタミンCや葉酸は、何に入ってるのかな……。覚えきれないんですが、とにかく野菜と果物に入ってる率が高いっぽいので、
肉・野菜・果物ぜんぶ食べること!
ついでにサプリも飲むこと!
を最近は意識してます。すごいざっくりな話ですが。
もともと葉酸を摂った方がいいと言われて、西松屋で↑のサプリを買っていたんですが、鉄もビタミンCも入っているので丁度良かったですね。
あとはフルーツグラノーラを食べておけば大丈夫だろうという適当な認識。
それから、私はとにかく体が硬く、前屈してもまーったく上体が前に倒れません。
この柔軟性のなさが腰痛や血行の悪さに一役買っているのは想像に難くなく、このままお産に臨むのも、出産時や産後の回復に非常にマイナスになりそうな予感がするので、今必死にストレッチ中です。
・食事
・運動
・柔軟
下2つがひじょーに苦手分野ですが、この三本柱を大切に、なんとかお産まで漕ぎ着けたいところ。
頑張ります……。
以上、ここまで読んで下さって、ありがとうございました。